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小説『マネーボール』から学ぶ打者理論

マネーボールKindle Paperwhiteで読みました。
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わたしはあらすじや感想は書きません。


そのような記事は他のサイトで出回ってますので、


当記事で野球に対する考え方が
少しでも変わっていただけたら嬉しいです。


それでは打者が大切にすべき指標について解説していきます。



目次

OPS

得点力を評価する場合、チームの平均打率に注目するのがこれまでの常識だった。
ところが、冷静に比較分析してみると、チームの総得点と平均打率は関連が薄い。むしろ、出塁率長打率のほうが、総得点とはるかに密接なつながりを持っている。

近年ようやくこの出塁率長打率を足したOPSという指標が
重視されるようになってきました。


このOPS(=出塁率長打率)が、
2017年で一番高かったプロ野球の球団は広島東洋カープです。
この年のカープは得点力があって本当に強かったですよね。


具体的な数値は話が逸れてしまいますので省略します。


OPSを上げるには四球で塁に出よ

出塁率とは、簡単にいえば、打者がアウトにならない確率である。よって、データのなかで最も重視すべき数字は出塁率であることがわかる。出塁率は、その打者がイニング終了を引き寄せない可能性を表わしている

OPSを上げるにはどんな形であれ塁に出ることで達成できます。
(エラーとフィルダースチョイスは下がります)


出塁すれば良いわけですから、ヒットを打つ必要はないのです。


ヒット以外で出塁する方法、それが四球です。


四球は打者の貢献より相手投手のミスだと思われがちです。


しかし、逆で考えるとストライクかボールを見極める能力があるといえます。
つまり打者としての貢献がしっかりできているということです。


このストライクかボールを見極める能力、
つまり選球眼がある選手は重宝されるべきなのです。

足の速さ、守備のうまさ、身体能力の高さは、とかく過大評価されがちだ。しかし、野球選手としてだいじな要素のなかには、非常に注目すべきものとそうでないものがある。  
ストライクゾーンをコントロールできる能力こそが、じつは、将来成功する可能性と最もつながりが深い。そして、ストライクゾーンをあやつる 術 を身につけているかどうか、最もわかりやすい指標が四球の数なのだ。


読書好きの方であれば
kindleは紙版の本よりも値段が少しだけ低いのでおすすめです。

Kindle Paperwhite Wi-Fi、ブラック

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また、有名ですが映画も出てますので是非ご覧ください。